EOS 90Dのレビューと比較

EOS 90D

EOS 90Dは、2016年3月25日に発売された80Dの後継機です。

90Dは、APS-Cサイズのセンサーですが、有効画素数が約3250万画素あります。画素数が増えると、特に広大な風景の撮影に向きますが、APS-Cで3000万画素以上になると、画素ピッチの面で問題になってきます。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に書いていますが、90Dはレンズ交換式の一眼としては、画素ピッチに余裕がないです。以下に続きます。


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画像処理エンジンがDIGIC 8になって、余裕がない画素ピッチでもISO感度に余裕を持たせています。ISO感度はISO100からISO25600まで設定できて、ISO51200相当の拡張感度があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。90Dは画素ピッチが狭いのに、常用感度としてISO25600まで使えます。

動画では、ISO100からISO12800までが常用感度で、拡張感度はISO25600相当までです。モニターはバリアングルモニターのタッチパネル式で、電子水準器が使えます。モニター面を裏返しにして収納できるので、持ち運びの時にモニター面の傷を防げます。

測光センサーが約22万画素になって、光学ファインダーでの顔検出ができるようになっています。デュアルピクセルCMOS AFで像面位相差AFがあるので、ライブビュー撮影でも高速のAFが使えます。コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。

AFの測距可能範囲は、横が約88%、縦に約100%あって、この範囲内で、マルチコントローラーでAFの測距点の移動ができます。90Dには、マルチコントローラーが2つあります。ホイール状のコントローラーは前からありますが、スティック状のマルチコントローラーができて、便利に使えるようになっています。

90Dには1点AFより測距点を小さくできるスポット1点AFがあって、スティック状のコントローラーで測距点の移動もできます。90Dは縦に約100%の測距範囲なので、スポット1点AFも縦に100%に動かせるので、被写体の小さい面での露出にも細かく合わせることができます。

AFの自動選択時の範囲は、143分割まであります。記録メディアはSDカードのシングルスロットで、UHS-IIに対応しています。シャッタースピードの上限は、ファインダー撮影で1/8000秒、電子シャッターでは1/16000秒です。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、違いを書いています。

電子先幕では、1/8000秒まで使えます。電子先幕シャッターのメリットとデメリットに、電子先幕のことを書いています。ライブビュー撮影時には、メカシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッターの中から選択することができます。ファインダーの視野率は約100%です。連写性能は、AF追従で、ファインダーで約10コマ/秒です。

連続撮影可能枚数は、JPEGラージのファインで約58枚です。フォーカシングスクリーンは固定式です。モニターのライブビュー撮影時にもサーボAFで瞳AFができて、ライブビューでのAF追従で約7コマ/秒の連写ができます。オールクロスのAFセンサーは、45点あります。27点のAFで、F8光束対応測距ができます。

MP4で4Kの30pで動画撮影ができて、4K動画のクロップのすると、しないが選択できます。クロップのしないの選択で、焦点距離のままの動画撮影ができるので、4K動画でも広角撮影ができます。音声は、リニアPCMでも記録できます。ガイドナンバー12の内蔵ストロボもあります。

光学ファインダーで流し撮りもできます。カメラメーカーでもEVFのミラーレス一眼に力を入れている中で、光学ファインダーの一眼レフの後継機は貴重です。80Dから約3年半経ってからの後継機が、90Dです。光学ファインダーは、被写体のそのままの景色を見ることができます。

90DはマルチコントローラーでのAF移動や、測光センサーの画素数の大幅な向上なども、もちろん優れた特徴です。90Dになって、他にも大きな特徴があります。バッテリーの撮影枚数です。90Dは、LP-E6Nで、CIPA基準で、ファインダー撮影の常温で約1860枚、ライブビュー撮影の常温で約510枚です。

特に、ライブビュー撮影で510枚も撮影できるようになったことが大きいです。今までの一眼では、ミラーレス一眼ではライブビュー撮影でのバッテリーの持ちはよくても、光学ファインダーの一眼レフでは、モニターで撮影すると、途端に撮影枚数が大幅に減りました。

一眼レフのほうがミラーレス一眼よりも撮影枚数が優れているというのは、光学ファインダーで撮影する時に限ったことです。光学ファインダーはEVFのようにバッテリーを消費しないので、光学ファインダーで撮影枚数が1000枚を超えるのは当たり前に実現できていました。

90Dになって、やっと、一眼レフのモニター撮影でも、500枚以上の撮影枚数になりました。80Dの時には、常温のモニター撮影では約300枚だったので、90Dになってモニター撮影で実用的に使えるようになっています。

フリッカー低減の機能もあります。Wi-Fiと、Bluetoothもあって、防塵と防滴に配慮した構造にもなっています。90Dの本体の重さは、約619gです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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