キヤノン EOS 5D Mark III レビュー 比較と評価

キヤノン EOS 5D Mark III

前機種のEOS 5D Mark IIの後継機のキヤノンのEOS 5D Mark IIIの発売日は、2012年3月22日でした。5D Mark IIの発売日は2008年11月29日だったので、5D Mark IIIは4年4ヶ月後の後継機になります。5D Mark IIIの最初の注目点で購入する時の魅力になっているのが、EOS 5Dシリーズのこの現役期間の長さです。初代のEOS 5Dも2005年8月22日の発売日なので、5D Mark IIまで3年3ヶ月くらいの期間がありました。5D Mark IIIの次の後継機までも同等の数年の期間があるので、安心して5D Mark IIIを使えるのも5D Mark IIIの魅力になっています。5Dシリーズは後継機が出たら期間が空いていることもあって、後継機が出ると機能が大きく進化するので、後継機も安心して買えます。コンデジは後継機になると逆に退化したり、何のための後継機なのかと思う機種もあります。Kissシリーズのようにすぐに後継機が出る機種と比べても、どっしりと構えているのが5D Mark IIIです。以下に続きます。


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EOS 5D Mark IIIは、同じキヤノンのEOS 6Dとどちらにしようか悩んでいる人が多いです。5D Mark IIIが6Dと違って最大の魅力になってるのが、レティクルAFです。5D Mark IIIのレクティルAFは測距点が61点も豊富にあるので、特に動体でのAF撮影で正確なピント合わせができます。スポーツ撮影や動く被写体を撮影する機会がよくあるのなら、5D Mark IIIを買っておいたほうがいいです。5D Mark IIIは35mmフルサイズなので、動く被写体を望遠撮影したい場合にはAPS-Cサイズよりも望遠側の画角が足りません。35mmフルサイズはレンズの画角そのままで使えるので、広角側の撮影ならAPS-Cサイズよりも35mmのほうがいいです。35mmフルサイズは望遠側での撮影機会が多いと、まさにレンズ沼にはまっていきます。

EOS 5D Mark IIIはEF35mm F2の新型のEF35mm F2 IS USMにしても35mmそのままで使えるので、単焦点レンズの画角をそのまま生かせます。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストにも書きましたが、せっかく35mmフルサイズ機を購入したのなら、単焦点レンズを使うことをお薦めします。APS-Cサイズ機から35mmフルサイズの5D Mark IIIにする時に悩むのが、35mmフルサイズではボケすぎるのではないかということです。APS-Cサイズでもう十分すぎるほどにボケすぎるというのなら、APS-Cサイズを使ったほうがいいと思います。5D Mark IIIは料理撮影でも、35mmレンズでF4まで絞れば料理にもピント面がある程度合って、背景もぼかすことができます。

キヤノンのEOS 5D Mark IIIは1/8000秒の高速シャッタースピードが使えるので、波の水しぶきのつぶつぶ感までくっきりと表現したい場合などにも使えます。日中の晴天時の撮影では、感度がISO100でもレンズの絞りがF1.8で1/4000秒で露出オーバーになって、露出をマイナスにして色を濃い目に出すこともできません。晴天時の撮影で、単焦点の明るいレンズの開放F値が1/4000秒では使えないことがよくあるので、1/4000秒までの機種はその状況ではNDフィルターを常に使わないといけません。5D Mark IIIの1/8000秒の高速シャッタースピードでなら、単焦点の開放F値でもNDフィルターなしで晴天時に使えます。記録メディアは、CFカードとSDカードのダブルスロットです。

EOS 5D Mark IIIの画質は、35mmフルサイズなのでISO感度のノイズ耐性を気にする人も多いですが、5D Mark IIIのISO12800をどう見るかです。5D Mark IIIのISO12800のノイズは、5D Mark IIIと同時期に発売された2012年モデルのAPS-Cサイズ機のレンズ交換式のISO3200よりノイズが多いと思います。それでも5D Mark IIIのISO12800は使えると思いますが、等倍で見るならかなりノイズが多く、画像をクロップしてもノイズが出ています。ノイズの感じ方は撮影者によって違ってきますが、5D Mark IIIのISO12800は常用域とまでは言えないと感じます。35mmフルサイズの写真はクリアな写真が大きな魅力ですが、5D Mark IIIのISO12800はクリアな写真には見えません。

キヤノンのEOS 5D Mark IIIは光学ファインダーで常温時にCIPA基準で約950枚の撮影枚数なので、通常の撮影でファインダー撮影でのバッテリーの心配はありません。問題なのは5D Mark IIIのライブビュー撮影で、常温で約200枚しかバッテリーが持たないことです。5D Mark IIIのライブビューはファインダー撮影とは違ってAFが遅いですが、70DのデュアルピクセルCMOS AFのライブビューは5D Mark IIIのライブビューよりかなり速くなっています。ライブビューも使って撮影したいのなら、5D Mark IIIはお薦めできません。70Dはライブビュー撮影でのAFも速いですが、バッテリーが持ちません。ライブビューでの撮影も考えているのなら、ライブビューのAFも速くバッテリーも持つソニーのαシリーズがいいと思います。

5D Mark IVと5D Mark IIIの違いを書いています。

D500とEOS 5D Mark IIIの違い7D Mark IIと5D Mark IIIの違いEOS 5D Mark IIIとEOS 6Dの違いD810とEOS 5D Mark IIIの違い5Ds Rと5D Mark IIIの違いに、違いを書いています。EOS 5D Mark IIIとD610の違いも書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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