8000Dと70Dの違いと比較

8000Dと70D

EOS 8000DEOS 70Dの主な違いと比較を書いています。8000Dの有効画素数は約2420万画素で、70Dの有効画素数は約2020万画素です。70Dの画像処理エンジンはDIGIC 5+で、8000DはDIGIC 6です。70DはデュアルピクセルCMOS AFで、8000Dはハイブリッド CMOS AF IIIです。デュアルピクセルCMOS AFはハイブリッド CMOS AF IIIより位相差AFセンサーが効率よく使えるので、AF速度に優れています。8000Dの秒間コマ数は、最高でも約5コマ/秒です。

70Dの秒間コマ数は最高で約7コマ/秒です。連続撮影枚数は70Dが最高で約65枚で、8000Dは約940枚です。8000Dのファインダーはペンタダハミラーで、70Dはペンタプリズムです。70Dのファインダー倍率はAPS-C相当で約0.95倍で、視野率は約98%、アイポイントは約22mmで、8000Dの倍率はAPS-C相当で約0.82倍で、視野率は約95%で、アイポイントは約19mmです。8000Dのファインダーは70Dよりも被写体が小さく見えて、迫力に欠けています。

シャッタースピードの上限は、8000Dは1/4000秒で、70Dは1/8000秒です。このシャッタースピードの上限を見ても、8000Dより70Dのほうが上位機の性能があらわれています。露出制御の測光方式は8000Dと70Dのどちらも63分割のTTL開放測光は同じですが、8000Dには7560画素RGBによる露出制御方式が追加されています。8000Dは70Dよりも下位機であっても時期的には最新機種なので、新たに追加された機能もあります。

8000DのほうがDIGIC 6で最新機種ですが、ISO感度領域は70Dと同じで、高感度撮影時のノイズはどちらもそこまで差はありません。ストロボの同調速度は8000Dが1/200秒で、70Dは1/250秒です。動画のファイル形式は70DがMOVで、8000DはMP4です。70Dは防塵防滴のボディですが、8000Dは防塵防滴に配慮されたボディではありません。70DにはAFの微調整が行えるマイクロアジャストメント機能がありますが、8000Dにはありません。

特にサードパーティー製のレンズをよく使うのなら、AF微調整ができる70Dのほうが安心できます。8000Dには近距離無線通信のNFCがありますが、70Dはありません。バッテリーの撮影枚数は、70DはバッテリーのLP-E6でのCIPA基準の常温で約920枚、ライブビュー撮影で約210枚、8000DはバッテリーのLP-E17で、常温のCIPA基準で約440枚、ライブビューで撮影で約180枚です。70DのLP-E6はEOS 5D Mark IIIEOS 6DEOS 7D Mark IIなどにも使えるバッテリーです。

8000Dの本体のみの重さは約520gで、70Dは本体のみで約675gです。

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